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カレールーには大量の油が?

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カレーは嫌いと言う人は少なく 好きな方多いと思います。
しかし ちょっと気をつけなければいけない事が有ります。
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それは油の量。
カレールーに含まれる油脂は想像以上 なんと100g中 40g近くが油なんです。市販のカレールーは 油がとても多いんですね。
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カレーのスパイス自体は、とてもカラダに良い成分なんですが・・・
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一般的に市販されているルーの原材料表示を見ると
(原材料は原則 多い順表記)
1 食用油脂(パーム油、牛脂、豚脂、なたね油、大豆油)、
2 小麦粉
3 砂糖
4 食塩
5 カレー粉
6 その他・・・
まず 砂糖や食塩より カレー粉が少ないのが分かりますね。
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「塩」よりも「砂糖」が多いっていうのもビックリですが・・・
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そして 後ろの方には調味料(アミノ酸等)の表記やたん白加水分解物等の表記も有ったりします。
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市販のカレーには化学調味料の類が沢山入っているんですね。
実際 カレー粉から カレールーを作ってみると分かりますが
ホトンド油と小麦粉で出来ているようなモノで
一般のルーと同じような味にしようとすると
信じられないくらいの量の油を入れなければなりません。
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食後のゲップがツライのも(失礼)
カレールーを手にするとベタベタするのも
カレーを食べたお皿がベタベタするのも この理由から…
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カレー粉を基本とした 本来のカレーはカラダに優しいはず
ターメリック(ウコン)も沢山入ってお酒を召し上がる方にも最適!!!のはずなのに・・・
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市販のルーだと ウコン等のスパイスの効果より
油で脂肪肝や 糖分や塩分過多の恐れが出てきてしまいます。
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最近はちょっとしたスーパーでも カレースパイスが袋入りで手に入ったり カレー粉としても 売っています。
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上手に作ればダイエット効果も期待できるカレー
市販のルーから離れて自家製カレーを作ってみてはいかがでしょう。
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日本のカレールーは20~30種類のスパイスを使いますが
インドでは5~7種類のみ  その方がスパイシーになるんです。
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多くの味を複雑に組み合わせれば組み合わせるほど それだけ味はボヤけます。
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最初 スパイスだけで作ると 物足りなさを感じるかもしれませんが慣れるとカレールーのあのトロミが不自然に感じるようになります。
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簡単なポイント
・イメージは出来るだけ具沢山 
・お肉 いつもより多めに入れる(コンソメやブイヨンは入れない)野菜細かめ&挽肉にすると時間短縮になります。
・細かく切ったトマトを多めに入れる
・塩加減は カレーのみでちょうど良い加減から ごはんの甘味を計算して気持ち少しだけ多めに・・・
・最後にカレー粉 ちょっと少なめに入れた方が失敗が少ないです。(ルーではなく 直接溶かし入れても良いでしょう)
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あと 辛すぎた場合 辛味を押さえるには 牛乳やヨーグルト 生クリーム はちみつなんて言いますが 実はホトンド効果は有りません。
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辛味は 味覚ではなく痛覚なので 多少マシになったように錯覚するだけ その為にもお子さんのいるご家庭では 特にカレー粉を入れる時は控えめにしながら様子を見て入れてください♪
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カレーを入れる前の段階で
美味しいスープになっていれば成功です。
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こうやって作ったカレーは さらっとしてとても食べやすいです。
また食べ終わった後の お皿や鍋はペーパー等で拭かなくても そのまま 温水で綺麗に流れ落ちます♪
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どうぞお試し下さい(*^.^*)
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現代自然派調理研究家 美食家
 元々臨床検査会社に勤めていた所から
健康的な食事に興味を持ち現在は
静岡県焼津市の調理研究室で食事と
健康についての研究 その他 店舗や
調理のプロデュースをさせて頂いております。
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現代自然派調理研究室 a seed Jeff
https://www.facebook.com/jeffrielau
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